空手の喜友名諒が全日本8連覇 東京五輪へV宣言

2019年12月08日 17時48分

喜友名諒

 全日本空手道選手権大会最終日(8日、群馬・高崎アリーナ)、男女形の個人戦が行われ、男子は世界選手権3連覇中の絶対王者・喜友名諒(29=劉衛流龍鳳会)が決勝で新馬場一世(30=西濃運輸)を下し、8連覇を成し遂げた。

 昨年6月以降負けなしの喜友名が、修錬を積む劉衛流の代表的な形「アーナン」で満員の観衆を沸かせた。「アーナン」はシンプルゆえにスピードと力強さを表現することが難しい形と言われている。それでも、他を圧倒するキレ味抜群の演武で、会場中に衣擦れ(道着が擦れる音)を響かせた。

 得点は28・32をマーク。新馬場に1点差以上つける圧勝劇に「全日本の歴史に新たなページを刻むことができた」と充実した表情を浮かべたが「また来年に向けて、気を抜かずに稽古に励みたい」とすぐ気持ちを切り替えた。

 来年の東京五輪では、全種目を通して金メダルが最も近い男と呼ばれる。「優勝して…します」と意気込むと、大歓声が湧き起こった。

 女子は昨年の世界選手権銀メダルの清水希容(26=ミキハウス)が決勝で岩本衣美里(31=クリーンコーポレーション)を破り、7連覇を達成した。