【空手】プリンス西村拳“飛躍の一年”を実感

2019年12月03日 15時08分

西村拳

 空手のプレミアリーグ(PL)マドリード大会を終えた日本選手団が3日、羽田空港に帰国した。

 男子組手75キロ級の西村拳(23=チャンプ)は3回戦敗退に終わったが、全日本連盟の選考基準を満たし、東京五輪の代表内定がほぼ確実となった。

 西村は「五輪に出る、出ないじゃなくて、金メダルを取ることを目標にしているので、決まる、決まらないはあまり気にしていない」と先を見据える一方で「先に決まるのは大きい」と本音をのぞかせた。

 今年は、西村にとって大きな飛躍を遂げた一年となった。10月のPLモスクワ大会と今大会は、悔しい結果に終わったが「勝ちたいと思っていた大会で、きっちり勝てた」と7月のアジア選手権とプレ五輪として開催された9月のPL東京大会では優勝を果たし「自信になりました」と好感触を得た。

 ただ「(調子がいいときは)自分が動くのではなく、相手に圧をかけて、自分が優位になるように動かせているが(調子の悪いときは)一人で動いてしまって、自己満足で動いてしまっている」と課題も口にした西村。

 表彰台の頂点へ立つために。「空手界のプリンス」はまだまだ進化を続けるつもりだ。