新生K―1最大のビッグマッチ「K’FESTA.1」(3月21日、さいたまスーパーアリーナメインアリーナ)出場が決まった城戸康裕(35)が4日、相変わらずの調子で決意を語った。

 城戸はこの日、都内のホテルで行われた会見に出席。イッサム・チャディッド(22=スペイン)との対戦が発表されると「誰だよ」と余裕を見せていた。しかし28戦27勝1敗25KOの戦績を知らされると顔面蒼白になり「聞いていない。今回は勝たせるマッチメークだって聞いたんですけどね…」とポツリ。宮田充プロデューサーから冷静に「K―1関係者誰一人、そういうことは言っていないと思います。勝手にそうイメージしたのでは」と突っ込まれると「昨今K―1もいろいろザワザワしておりますが、城戸はK―1に忠誠を誓っております。城戸はK―1の犬です」と意味不明の言葉を発して会場に苦笑を巻き起こした。

 会見後も城戸は「今回は試合数が多い中でいかにマンネリを打破するか。ピュアな城戸をお見せしたい。有名人を起用したりせず、自分の力で笑いを取りに行く」と毎回自身がプロデュースしているあおりVTRについての話に終始。試合については何も語らず、周囲をうんざりさせて会場を引き揚げた。

 この日は木村“フィリップ”ミノル(24=ブラジル)VS平山迅(27)に加えて「プレリミナリーファイト」4試合も決定。

 K―1スーパーフェザー級王者・大雅(21)の王座剥奪と欠場により白紙となった武尊(26)の対戦相手は、今週中にも発表される。