ネット放送「AbemaTV」の番組「格闘技代理戦争」の会見が12日、都内で行われた。

 同番組では、元K―1MAX王者の魔裟斗(38)、UFCファイターの山本“KID”徳郁(40)、元K―1ヘビー級戦士の武蔵(45)、さらに暴走王・小川直也(49)がそれぞれ発掘した4選手が出場するトーナメントを開催。K―1ルールで戦い、優勝者はK―1とのプロ契約と、賞金300万円を手にする。

 小川は4人の中で唯一、打撃系ではない柔道出身の小倉拓実(21)を推薦。「猪木イズムで頑張れ」と激励した。小倉は1回戦(来年1月8日、新宿フェイス)で魔裟斗の推薦する松村英明(26)と対戦。下馬評では最下位だが「一発当てたら分かんないよ。思い切ってチャンスをつかんでほしい」(小川)と猛ゲキが飛んだ。

 長男の小川雄勢(21=明大)は3日の柔道グランドスラム東京大会男子100キロ超級で優勝し、一躍「東京五輪の星」として注目を集めている。父親も“本業”で存在感を示せるか。