【超花火】大仁田 曙&サップと3WAY電流爆破戦熱望

2017年03月06日 16時30分

爆破王ベルトを死守した大仁田。船木(左)とのコンビで3WAY戦出陣を表明した

 邪道・大仁田厚(59)が5日、元横綱曙(47)、“野獣”ボブ・サップ(43)との3WAY爆破戦をブチ上げた。この日の超花火プロレス「しゃちほこ超花火」(愛知・名古屋国際会議場)で爆破王ベルトを死守した大仁田は、5月12日ゼロワン名古屋大会で行われることが決定した曙とサップのタッグ対決に横ヤリを入れ、まさかのカード変更を要求。実はサップとの戦いは14年前に実現目前だった「幻のカード」と明かし、対戦を迫った。

 

 大仁田は船木誠勝(47)と初タッグを結成し、極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」の田中将斗(44)、TARU(52)組と対戦。2月26日の八王子大会で大仁田が船木から奪取したばかりの爆破王座がかけられ、勝者がベルトを巻くという変則ルールで行われた。

 

 だが船木戦で「右尺骨骨幹部骨折」の重傷を負い全治4週間と診断された大仁田は、やはり右腕を狙われた。田中に竹刀を振り下ろされ、TARUの電流爆破バットも右腕に被弾。しかもパイプイス攻撃、机上へのパイルドライバーをことごとく阻止され、苦しい展開が続いた。

 

 これを救ったのが船木だった。キックで2人を蹴散らすと、TARUをハイブリッドブラスターからチキンウイングフェースロックに捕らえる。その時だ。蘇生した大仁田がチャンスとばかりに爆破バットを一閃。大爆発音とともに極悪男を沈めた。

 

「まさかアンタと組むとは思わなかった。今日はありがとよ」。船木に感謝の気持ちを伝えた大仁田は「UとF」の融合に好感触を得たことで、今後もタッグを継続することを決めた。くしくも同じ名古屋では、5月12日の露橋スポーツセンター大会でNWAインターコンチネンタルタッグ選手権(王者・曙、将軍岡本組VS挑戦者・サップ、TARU組)が決まったばかりだ。

 

 ここに目をつけた大仁田は「俺と船木さんも加えたらどうだ!? 曙さん、そしてサップ選手よ、電流爆破の3WAYでやろう!」と呼び掛けたのだ。サップとは対戦経験はないものの、実は隠れた“遺恨”があると大仁田は明かす。

 

 全日本プロレスとK―1が中心になって開催したプロレスイベント「WRESTLE―1」の第2回大会(2003年1月19日、東京ドーム)に向けて2人の電流爆破戦が水面下で進んでいたものの、最終的に実現できなかった経緯があるというのだ。5・12決戦は既にカードが発表されているが「ここは爆破王の権限を使う」と大仁田は強硬な姿勢を貫いた。邪道とサップの初対決は実現するのか。異色の3WAY戦が風雲急を告げてきた。