新生K―1のエース・武尊の野望 “スイッチヒッター”への華麗なる変身

2017年02月04日 16時30分

新しいジムで蹴りに磨きをかける武尊

 新生K―1のエース・武尊(25)が2017年の野望を明かした。昨年11月のK―1初代フェザー級王座決定トーナメントを制して2階級制覇を達成するも、右拳骨折で長期欠場。待望の復帰戦は4月22日「K―1 WORLD GP 2017 JAPAN」(東京・国立代々木競技場第二体育館)のビクトー・サラビア(23=米国)戦に決定した。完全復活に向けて疾走を再開した武尊が、現在の胸中を激白した。

 

 ――右拳の状態は

 

 武尊:今はまったく問題なく練習できてます。ケガして2~3週間は動かすのもつらくて、食事も左手でスプーンを持って食べたりしてましたけど…。でも、こういうのを「ケガの功名」っていうんでしょうか。

 

 ――というと

 

 武尊:もともと僕は右のパンチが得意で、そちらに偏っていた。でもケガをしてからは練習で右が使えないので、左での攻撃を徹底的に強化した。今もその練習は継続していて、手応えはあります。4月には試合中に頻繁にスイッチする姿を見せられるようになっているかもしれない。

 

 ――華麗なるスイッチヒッターに変身すると

 

 武尊:昔から「トーナメントはサウスポーが有利」といわれているんです。そういう意味でも左右にスイッチしながら戦えば、より有利に試合を運べるようになると思います。

 

 ――復帰戦も含めて今年の目標は

 

 武尊:全試合KO勝利。これしかないですね。ファンが喜んでくれるので。あとは「SASUKE」(TBS系)で2nd STAGEをクリアしたい。去年は1st STAGEゴール目前で失敗したので…。格闘家として2nd STAGEをクリアすると史上初になるそうなので、何としても達成したい。だからこの新しいジムにも、懸垂ができるバーを設置してもらいました。SASUKE対策です。

 

 ――所属する「K―1ジム 相模大野KREST」は2月1日にオープンした

 

 武尊:マットを敷くところからスタートして…。自分たちで一から作り上げたので、愛着が湧きますよね。もう練習には使ってるんですが、すごく使いやすいです。

 

 ――どんな復帰戦に

 

 武尊:今は映像を見て対策を練っている。攻撃をもらわないようにディフェンスを強化するつもりです。相手の攻撃が見えればカウンターも決められますから。攻めるためのディフェンスを磨くので、それを見てほしいですね。頑張ります!

 

 ☆たける 1991年7月29日、鳥取・米子市出身。故アンディ・フグさんに憧れ小学校2年で空手を始め、高校進学後にキックボクシング転向。2011年9月の「Krush・12」でプロデビュー。13年5月、58キロ級初代王者決定トーナメント優勝。K―1初参戦となった15年4月の55キロ級初代王者決定トーナメント優勝、昨年11月のフェザー級初代王者決定トーナメントも制し、K―1初の2階級制覇を達成した。現在彼女募集中。28勝1敗16KO。身長168センチ。