武尊が無期限休養と王座返上を発表 パニック障害、うつ病告白も「必ず元気な姿で戻ってくる」

2022年06月27日 15時28分

会見を行った武尊(東スポWeb)
会見を行った武尊(東スポWeb)

 まだ終わりじゃない――。K―1のエース・武尊(30)が27日、都内で会見を開き、無期限の休養と自身が保持するスーパーフェザー級王座の返上を発表した。

 立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」から1週間あまり。〝キック界の神童〟那須川天心との頂上決戦は1ラウンド(R)にダウンを奪われるなど0―5の判定負けを喫した。戦前は「負けたら引退」を公言していたことから去就に注目が集まる中、武尊は「この10年は体調を無理しながらでもやってきた部分があった。ここで一度、心と体のコンディションを正常に戻して、そこから新たなチャレンジができたらなと。1回戦う舞台から離れようと思うんですけど、前向きな意味で休養をさせてもらおうと思っています」と語った。

 理由としてはこれまで公表していなかった心身の不調を挙げた。武尊は過去に手術を受けた拳が完治していないことやヒザの靱帯損傷、腰の故障(分離すべり症)に悩まされていることを明かし、さらに「数年前から精神科に通っていてパニック障害とうつ病と診断された」と告白。「格闘家の人生だけでなく、これからの人生を考えたときに1回治さないとこの先の人生が壊れてしまうなと思った」。今後は海外での療養を予定しているという。

 そんな武尊は「今回、K―1の大将として戦わせてもらって、その代表として負けてしまった。けじめとしてベルトを返上して次の世代にバトンタッチしたいと思っています」と王座返上を表明した。

 2013年5月にKrush58キロ級で初めてベルトを巻いてから「一度もベルトのない日を過ごしたことがないので、丸腰になるのは9年ぶりぐらい」。それでも「不安な気持ちあったけど、たくさんの人が掛けてくれた言葉で僕はこういう決心をすることができた。必ず元気な姿で戻ってくるので、これからも応援してもらえたらうれしいです」と〝復活〟を誓った。

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