立ち技格闘技「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN」(12月4日、エディオンアリーナ大阪)の会見が行われ、MMAファイターの石井慧(34)がRUIと対戦することが発表された。

 石井の参戦は今回で2度目。初参戦となった9月20日の横浜大会では愛鷹亮に判定3―0で勝利した。その試合後、リング上で熱望していた大阪大会への参戦が決まった石井はビデオメッセージで「このような機会を与えていただき本当にありがとうございます。次は地元大阪ということで気合が入っていますし、楽しみにしています」と意気込みを語った。

 初戦は勝ちはしたものの終始ガードを固める手堅い戦法で、試合後「(ガードが高かったのは)どうしても勝ちたかったので…。安全策を取ったのは僕らしいといえば僕らしいですけど。もっとガードしつつも攻めの方にもいけたら」と反省も口にしていた石井。それだけに「次の試合オールインワンで、そしてすべてを注ぎ込んで勝ちたいと思います。前回の試合よりも20%成長した姿を見せられればと思います。応援よろしくお願いします。大阪で会いましょう」と誓った。

 対するRUIは「知名度は明らかに向こうの方が上。ただ、立ち技の経験は自分の方があると感じている。勝っているのは身長、距離、足技。その長所を伸ばして石井選手にぶつけていきたい。格闘技歴で言えば圧倒的に石井選手の方が上だから、自分の長所をうまく使って戦っていくしか方法はないと感じています」。

 初参戦を超えるパフォーマンスで立ち技初KOなるか。