新生K―1「WORLD GP」―65キロ初代王者にタイのゲーオ

2014年11月04日 16時00分

 新生K―1の「K―1 WORLD GP2014~―65キロ初代王座決定トーナメント~」(3日、東京・代々木第二体育館)はゲーオ・フェアテックス(30=タイ)が優勝した。前田憲作プロデューサー(46)は次回大会(来年1月18日)に初代チャンピオンの投入を示唆。強豪日本人の参戦を呼びかけた。

 

 トーナメント前まで対日本人無敗(11戦11勝)というムエタイ戦士のゲーオが、無慈悲に勝ち星を積み上げていった。1回戦で山崎秀晃(27)を判定で下し、準決勝では“微笑みスナイパー”久保優太(27)の鼻っ面を右フックで打ち抜きノックアウトした。

 

 決勝はプロレスファンを公言する“K―1のレインメーカー”左右田泰臣(26)。169センチのゲーオとの身長差は8センチ。「ヘビー対ジュニアヘビー」の様相となったが、左ハイキック、ヒザ蹴りをガードの上から容赦なく打ち抜き“巨人狩り”に成功した。

 

 対日本人連勝記録を伸ばし、頂点に立ったゲーオだが、旧「K―1 GP」も第1回の優勝者はブランコ・シカティックで「WORLD MAX」の第1回優勝者はアルバート・クラウス。無名の外国人選手がスターになるのは「K―1」の歴史そのものだ。

 

 前田プロデューサーは「1月にもオファーを出す。スーパーファイトで相手は日本人がいい。『俺を忘れるな』という選手は名乗り出てほしい。そして、4月か7月に初防衛戦。来年11月も65キロのトーナメントを予定しているので、そこも出てもらう。この階級はゲーオが軸になる」とプランを明かした。

 

 復活を果たした「K―1」のリングに“第2の魔裟斗”は現れるのか。