K―1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(24)が28日、大阪市内で「K―1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日=エディオンアリーナ大阪)の開催をPRした。

 18年末の大阪大会で破った山崎秀晃(33)と再戦する安保は「2年前に倒しており、お互いにその後無敗できている。自分は24歳なのでまだまだ伸びる。山崎選手はラストチャンスのつもりで来ると思うが、僕としてはただの通過点でしかない。サクッと挑戦をはねのけたい」と力強く宣言した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、仕上がり具合が気になるところだが「3月以来の試合になるが、練習もできてますし、いつも通りの自分を見せられる」と万全の仕上がりをアピール。「3回目の大阪でのK―1開催をうれしく思う。ここ大阪から、格闘技というスポーツで日本中に元気を届けられるようなファイトをしたい」と意気込んだ。

 同席した大阪観光局の溝畑宏理事長(60)も「コロナ禍で制約がある中、K―1を開催してくれたことに感謝したい。関西出身の選手が凱旋して元気を与えたいと感じていただいていることがうれしい」と熱戦を期待した。