【K―1】エース武尊「こういう状況だからこそ」ドリームマッチ実現へ

2020年03月23日 16時37分

一夜明け会見に出席した武尊

 立ち技格闘技イベント「K―1」は23日、前日(22日)にさいたまスーパーアリーナで開催した「K’FESTA.3」の一夜明け会見を行った。

 K―1は国と埼玉県から開催自粛を求められていた年間最大興行を開催。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、他の大規模イベントが自粛する中で異例の強行となり賛否を巻き起こした。

 当日は観客への連絡先記入を義務付け、マスク配布、検温、消毒液設置などの対策を施した中村拓己プロデューサーは「新型コロナの影響がある中での大会開催となりましたが、会場側と事前に協議し、最大限の予防策を講じて開催しました」と改めて説明した。

 昨年の同大会の1万6000人から6500人に激減した観衆については「対策の一環として、密集を避けるために席を少なくつくりました」という事情もあったようだが、観戦を自粛したファンも決して少なくはなかったとみられる。

 会見には主力選手が多数出席した。ペッダム・ペットギャットペット(24=タイ)に2R・KO勝利を収めたK―1のエースでスーパーフェザー級王者の武尊(28)はリング上で「格闘技最高!」と発言した真意について「ずっと言われてきた試合のこともあるし、世界がこういう状況というのもあるし。K―1とか団体だけでなく、競技としてパワーを与えられたらいいなと思って言わせてもらったんですけど。その試合を実現させることがやってきたことの証明だと思うので」と説明した。

 具体的な名前こそ避けたが「ずっと言われてきた試合」とは、長年立ち技ファンに待望されている那須川天心(21)との一戦以外にない。武尊は「こういう状況だからこそ、協力し合える時期なのかなと思います」と、団体間の垣根を超えた格闘技界のドリームマッチ実現を訴えた。