立ち技格闘技イベント「K―1」の年間最大イベント「K’FESTA.3」(22日、さいたまスーパーアリーナ)で、スーパーバンタム級王者の武居由樹(23)がデンサヤーム・アユタヤファイトジム(17=タイ)との一戦を猛省した。過去の「K’FESTA」2大会でKO勝ちを収めた一方、これまで対戦したタイ人には判定での2勝のみ。KO勝利を自身に義務づけて臨んだが、ムエタイ戦士の独特なリズムを崩せなかった。

 積極的に攻め込むも、組みつかれて仕留めきれずに判定3―0での勝利。「今までで、一番つまらない試合をしてしまいました。距離が遠いのは分かっていたんですが、相手がうまくてやりにくく感じました。対策としてやっていたことが全然出せなかったです。自分が悪かったです。今回は言い訳はありません」と肩を落とした。