「K―1」は21日、都内で「K―1 WORLD GP 2019」(6月30日、東京・両国国技館)の追加対戦カードを発表した。

 注目は競合イベントの「KNOCK OUT」をこれまで主戦場にしていた不可思(27)の参戦。K―1スーパーライト級3分3ラウンドのスーパーファイトで、元「KRUSH」ライト級王者・佐々木大蔵(28)と拳を交える。

 不可思は「外から来た僕を1発目で止めたいでしょうけど、佐々木選手が積み重ねてきたものを奪ってやろうと思います」と必勝を誓った。今回の参戦には周囲の反響も大きかったといい「注目度も上がってるしワクワクします。楽しみですね」と不敵な笑みを浮かべた。

 不可思参戦の経緯について中村拓己K―1プロデューサー(37)は「不可思サイドから参戦したいという意思表示があり同意に至った。今後はK―1のリングで試合をしていくことになります」と説明。不可思は好戦的なファイトスタイルで過去に5本のベルトを獲得している。

 その他の追加カードはK―1ウエルター級3分3Rで行われる木村“フィリップ”ミノル(25)VSクルーズ・フリッグス(22=オーストラリア)とK―1ライト級3分3Rで行われる迅也(21)VS寺島輝(22)。