新生K―1「K―1 WORLD GP 2018 JAPAN」(6月17日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の「第2代フェザー級王座決定トーナメント」に出場する小澤海斗(25)が14日、公開練習を行った。

 シャドー、ミット打ちで順調な仕上がりを見せた小澤は「ハッキリ言って(他の出場選手は)眼中にない。3連続KOで優勝しますよ。ベルトを持てばいろいろ発言することもできるようになるでしょ。戦いたい相手とか、考えてることがあるから」とニヤリ。さらに「今回は今までにないくらいモチベーションが高い」と続けた。

 自信を支えるのがノアの天才・丸藤正道(38)の存在だ。丸藤とは以前から親交が深く「自分にとって兄貴分みたいな感じです」と言うほど慕っており、度々食事を共にする関係だという。その丸藤が全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を制したことについては「マジですごいっすよね。出場選手で一番体が小さいのに戦い抜いて優勝なんですよね? メチャクチャ刺激受けましたよ。絶対、自分も丸藤さんに続きます!」と目を輝かせた。

 しかも「不知火は反則だけど、あの技は使える」と、丸藤の必殺技・虎王(二段式ヒザ蹴り)によるKOも狙っているという。「この技で相手のアゴを叩き割って丸藤さんに続きます。丸藤さん、優勝したらカレーおごってください!」。小澤はベルトを手に、ノアの天才に勝利を報告する決意だ。