【ボクシング】15日WBA世界ミドル級王座戦 村田Vオッズ驚異の1.01倍

2018年04月12日 16時30分

村田は世界中から「圧勝」を求められている

 WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)が同級6位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎え撃つ初防衛戦(15日、横浜アリーナ)のオッズが、驚きの“元返し”状態になっている。

「1.03倍」に「1.02倍」…。これは世界のブックメーカーが今回の試合の「村田勝利」に対してつけたオッズだ。ブランダムラ勝利には10~20倍がつけられる中で、村田の勝利には「1・01倍」と、ほぼ元返しとしたブックメーカーも。これはアッサン・エンダム(34=フランス)と2度の世界戦で対戦する前の、前哨戦をしていたころとほぼ同じ数値だ。

 もちろん世界中からその実力を認められ、「勝って当たり前」と見られているということ。だがそうした状況で、無難な勝利を収めただけでは逆に評価を落とすことにもなりかねない。

 村田は今回の試合を前に米国の総合リゾート「MGM」と契約。初防衛に成功すれば秋ごろのV2戦は、ラスベガスのMGMグランドで行うことが有力だ。同所にはカジノもある。100万円を投じて、勝っても儲けは1万~2万円という賭けをしてくれた客を喜ばせるためには、豪快な勝ち方を見せるしかない。

 村田は9日の練習後に「やるべきことはすべてやってきた。あとはそれを試合で出す状況をつくるだけ」と話した。秋以降の米進出を見据えると、世界中のボクシングファンを納得させるKO勝利が求められる。