【ボクシング】比嘉大吾 16連続KOに自信「記録は狙わないと」

2018年04月03日 17時25分

公開スパーで相手を圧倒する比嘉(右)

 WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)が3日、都内のジムでV3戦(15日、横浜アリーナ)に向けた公開練習を行った。

 スパーリングは1ラウンドだけだったが、その後の練習でも軽快な動きで大粒の汗をしたたらせた。故郷・沖縄で1ラウンドKO勝ちした2月4日のV2戦から、2か月の短いインターバルだが「インパクトが残っているうちにやりたい。そうじゃないと『比嘉大吾って、誰?』となってしまうから」とむしろ歓迎している様子だ。

 同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)を迎え撃つ試合は、元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史氏(57)の持つ連続KO日本記録(15)の更新がかかる。

 その点については「記録は狙わないと」と言いながらも「そのことを聞かれすぎて、もう答えるパターンがなくなっちゃいました」と苦笑いだ。

 試合の2日後には、沖縄県庁で具志堅用高会長(62)とともに「県民栄誉賞」の表彰式に出席することが決まっている。具志堅会長は「負けたら辞退だよ」と、弟子に言葉でプレッシャーをかけた。

 また、5月12日(現地時間)に米国・ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンで、WBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ、帝拳)がワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)戦を迎え撃つビッグマッチの視察というビッグなごほうびも内定した。

 比嘉がすかさず「KO防衛したら(移動の飛行機は)ファーストクラスでお願いします」とおねだりすると、具志堅会長は「いいよ。記録を作れば安いもの」と約束した。

 ただし、これも負ければ、当然キャンセルとなる。まさに信賞必罰。比嘉にとっては大一番だ。