村田諒太がV1戦へ練習公開 シンプルな戦略でブランダムラ迎撃

2018年04月02日 16時52分

練習を公開した村田

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が同級6位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎え撃つV1戦(15日、神奈川・横浜アリーナ)に向けた公開練習を2日、都内のジムで行った。

 アドリアン・ルナ(28=メキシコ)を相手に2ラウンドのスパーリングを披露。鋭いカウンターの左をヒットさせると、集まった報道陣がどよめくシーンもあった。

 この日でスパーリングのトータルがちょうど100ラウンドに。50人を超える報道陣を前にして「試合前で一番緊張する日。いいところを見せようとしてガーッと前に出ちゃうこともなく、自分の距離をつくれて、いい調整ができました」と笑顔を見せた。

 勝利のカギは「王者らしいボクシングを見せよう」という意識が過剰にならないことだ。実際に、昨年10月にベルトを奪ったアッサン・エンダム(34=フランス)との再戦では、5月に悔しい判定負けをしたことから「もっと圧倒してやろう」との気持ちが強すぎて、いいコンディションをつくれなかった。

「KOしなくちゃいけない」「何ラウンドで倒す」などと口して、不必要な“呪縛”を自分にかけるよりも「チャンスがあれば(倒しに)いく」のシンプルな戦略で試合に臨む。