村田諒太4・15初防衛戦に米国の巨大スポンサーがついた意味

2018年03月23日 16時30分

トレーニングに汗を流す村田

 WBA世界ミドル級王者、村田諒太(32=帝拳)のV1戦(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)に米国の総合リゾート&カジノの「MGM」がスポンサーとして付くことが22日、明らかになった。

「MGM」といえば入り口に高さ約20メートルのライオン像が鎮座した、ネバダ州ラスベガスにあるカジノ併設のホテルが有名だ。

 敷地内にある約1万7000人収容の「MGMガーデン・アリーナ」では2015年5月に行われたマニー・パッキャオ(39=フィリピン)対フロイド・メイウェザー(41=米国)戦は「世紀の一戦」と呼ばれた。古くは1996、97年の2度にわたって激突したマイク・タイソン対イベンダー・ホリフィールドのWBA世界ヘビー級戦など、数多くのメガファイトが行われたことでも知られている。ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンと並ぶボクシングの“聖地”だ。

 そのMGMが日本の試合やボクサーと契約するのは初めてのこと。同級8位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎え撃つ試合では村田のトランクスやリングのキャンバス、ロープにも同社のロゴが入る。

 また、リングアナは昨年10月にタイトルを奪った時と同様に「イッツ・ショー・タイム」の決め文句でおなじみのジミー・レノン氏(59=米国)が務めることも決まった。試合はスポーツ専門局ESPNで全米に生中継される。すべてが米国ナイズされ「一流の証し」ともいえる環境が揃ったことに、村田も「ありがたいことです」と喜びを表現した。

 今回の防衛戦をクリアすれば、秋ごろのV2戦は前出のMGMガーデンで開催が予定されている。ブランダムラ戦のゴングは、ラスベガスがある米国西部時間では日曜日午前4時という早朝。にもかかわらず、生中継のスポンサーに付いたということで、村田への期待と注目が集まっていることが分かる。

 初防衛戦は「世界のムラタ」となるための足がかりとしても重要な一戦。世界にアピールできる勝ち方ができるか。