WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)のV1戦(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)に米国の総合リゾート&カジノの「MGM」がスポンサーとして付くことが22日、明らかになった。

「MGM」といえば入り口に高さ約20メートルのライオン像が鎮座した、ラスベガスにあるカジノ併設のホテルが旅行ガイドなどでも有名。

 敷地内にある約1万7000人収容の「MGMガーデン・アリーナ」では2015年5月に行われたマニー・パッキャオ(39=フィリピン)対フロイド・メイウエザー(41=米国)戦など、数多くのメガファイトが行われたことでも有名だ。

 そのMGMが日本の試合、ボクサーと契約するのは初めて。ランク8位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎え撃つ試合では村田のトランクスやリング上。ロープにも同社のロゴが付く。

 また今回防衛をクリアすれば秋ごろのV2戦は前出のMGMガーデンで開催予定。「世界のムラタ」となるために、世界にアピールできる勝ち方をしたい。