山中竜也の対戦相手のメキシコ人ボクサー パンツ脱いで計量パス「ネリとは違う」

2018年03月17日 14時45分

「山中の相手」が計量オーバーの失態を演じかけた。ボクシングのダブル世界戦(18日、神戸ポートピアホテル)の前日計量が17日、神戸市内で行われ、メインでWBO世界ミニマム級のV1戦に臨む王者・山中竜也(22=真正)はリミットの47・6キロで一発パスしたが、同級4位の挑戦者モイセス・カジェロス(28=メキシコ)は1時間前に行った非公式の予備計量で400グラムオーバーだった。

 1日にはWBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介(35=帝拳)と対戦したルイス・ネリ(23=メキシコ)が最初の計量で2・3キロもオーバーし、2時間後の再計量でも1・3キロオーバーで失格となり、王座を剥奪される事態があったばかり。

 同じメキシコ人ボクサー。パンツを脱ぎ、全裸で体重計に乗ると計量会場には何ともいえない緊張が走ったが、何とかリミットでパスした。

 バタバタを演じながらも「400グラムは誤差の範囲。ネリと自分は違う」とうそぶくカジェロスを、山中竜は「何も気にしてないです」とバッサリ。続けて「誰が見ても『勝った』と言われる試合をしたい」と言い切った。

 失格ボクサー、ネリに2ラウンドTKO負けした“山中ショック”が残る日本ボクシング界に、もう一人の山中が新しい風を吹かせられるか。

 
 また、WBA世界ライトフライ級王座決定戦に臨む同級1位カルロス・カニサレス(25=ベネズエラ)は600グラムアンダー、2位・小西伶弥(24=真正)はリミットちょうどの48・9キロでパスした。

 2016年大みそかには現IBF・WBA統一王者の田口良一(31=ワタナベ)のV5戦の挑戦者として戦い、引き分けにまで持ち込んだ実績のあるカニサレスは「コニシはタグチより弱いと思うので、明日は明確に勝つ」と自信満々。

 一方、計量後に母親手作りのスープで胃を落ち着かせた小西は「明日は万全の体調でリングに上がれる」と話した。