【ボクシング】WBA世界Lフライ級王座決定戦の小西伶弥Vなら日本人王者・田口良一と2人に!?

2018年03月17日 16時30分

 WBA世界ライトフライ級王座決定戦(18日、神戸ポートピアホテル)で、同級2位の小西伶弥(24=真正)が同1位カルロス・カニサレス(25=ベネズエラ)とベルトをかけて激突する。16日に行われた調印式では「彫りが深くてカッコいいけど、試合当日はボコボコにしてやります」と小西が挑発すると、カニサレスも「無敗対決に決着をつけよう」と受けて立ち、ヒートアップした。

 一方でWBA世界ライトフライ級王座は、7度防衛中の田口良一(31=ワタナベ)が王者として君臨している。それなのに王座決定戦とはどういうことなのか。

 今回の試合は、田口が昨年大みそかにIBF同級王者のミラン・メリンド(30=フィリピン)を判定で下して「統一王者」となったことで、WBAの「正規王者」の座が空位となったことに伴って行われるもの。これはプロボクシングの世界タイトルを管轄する主要4団体のうち、WBAだけが独自の制度を持っているからだ。

 WBAでは正規王者が他団体と複数のベルトを持つと「統一王者」に、あるいは長期の防衛を重ねて功績を認定されると「スーパー王者」に格上げされる。最近ではスーパーフェザー級で11度の防衛を重ねた内山高志氏(38)が、V9後にスーパー王者となった例がある。

 今回の王座戦で小西が勝つと、同じ団体の同じ階級で日本人王者が2人となる。当然、今後の「統一戦」の行方が次の焦点になってきそうだ。