【ボクシング】IBF世界Sバンタム級王座初防衛も岩佐亮佑は自虐発言「最弱です」

2018年03月02日 16時30分

岩佐(右)はサウロンを仕留められなかった

 IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(1日、東京・両国国技館)で、王者の岩佐亮佑(28=セレス)は同級13位エルネスト・サウロン(28=フィリピン)を判定3―0で破って初防衛に成功した。

 立ち上がりから左のショートパンチを有効に使って試合を支配。ストレートでダメージを与えて仕留めるのも時間の問題と見られたが、ダウンを奪えず。終盤は開き直って前に出る挑戦者の右を被弾するシーンもあった。

 今回の試合に向け2月26日の予備検診が終わると、そのまま都内のホテルに宿泊。本格的な練習を一切しない調整法を敢行した。これは2015年6月に、英国でIBF世界バンタム級暫定王座決定戦に出場した際に相手のリー・ハスキンス(34=英国)が行っていたことを参考にしたもの。同宿する小林昭司会長(45)も「必要なこと以外は一切連絡しないで、気持ちの整理と集中をさせるようにしました」。ホテルでするのは散歩と半身浴などによる体重調整ぐらい。「直前の3日ぐらい頑張ったって何か変わるものでもない」(岩佐)とそれまでの練習に自信があるからこそできた調整法も、その成果を出し切れたとはとても言えない内容だった。

 試合後は「見ての通り、スーパーバンタム級最弱の王者です」と自虐的に話した。次は真価を問われる戦いになる。