山中の敗戦に家族もショックと戸惑い「主人の努力は何だったのか」

2018年03月02日 16時30分

大和トレーナー(右)に付き添われ引き揚げる山中

 WBC世界バンタム級タイトルマッチ(1日、東京・両国国技館)で、元王者で同級1位の山中慎介(35=帝拳)は前日計量をパスできずに王座を剥奪された前王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)に2回1分3秒、TKO負けを喫し王座奪回に失敗した。

 試合後の山中は「パッとしない(アマチュア時代の戦績の)自分をここまでしてくれたジムの皆さんに感謝」「必死に応援してくれた皆さんの声援が僕を後押ししてくれた。結果を出せずに終わってしまって申し訳ない気持ちです」と周囲への感謝を連発した。ネリに雪辱するという家族との約束は果たせなかったものの「何年たっても『パパの左は強かった』と子供たちに言えるかな」。

 一方、リングサイドで2人の子供とともに見守った沙也乃夫人(32)は「これはどう感情を処理していいか分からない。相手の体力や挑み方を見ると、主人の努力は何だったのか」とショックと戸惑いを隠せなかった。