【ボクシング】松本亮 世界初挑戦も0―3完敗

2018年03月01日 16時30分

完敗した松本(手前)

 WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(28日、後楽園ホール)で世界初挑戦した同級11位の松本亮(24=大橋)は、王者のダニエル・ローマン(27=米国)に0―3で判定負けし、王座獲得はならなかった。

 端正なルックスでモデルとしての活動経験もあるイケメンボクサーだが、一昨年は副甲状腺機能亢進症を発症。3回、トータル3か月にわたる入院を強いられ、手術もした。

 そんな苦難を乗り越えて迎えた初の世界戦。同じ神奈川県出身で同学年のジムメート、WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(24)とは常に比べられてきた。「やっと一歩近づける」と高いモチベーションを持ってリングに上がったが、世界との差を嫌というほど見せつけられた。「全然ダメだった。状態は今までで一番良かった。しょうがない」と完敗を認めた。

 初防衛に成功したローマンは昨年9月、当時の王者だった久保隼(27=真正)をほぼフルマークのTKO勝ちでベルトを奪取。この日の松本戦も採点は2人が「119―109」。残る1人も「118―110」の完勝で日本人キラーぶりを見せつけた。

 次戦はランク1位のモイセス・フローレス(31=メキシコ)との指名試合になる見込みだが「明日(1日)も見に行く」と、同じ階級のIBF王者、岩佐亮佑(28=セレス)のV1戦を視察することを明言。さらに「カメダでも、どうぞ」と、現在WBAのSバンタム級で3位にランクされる亀田和毅(26=協栄)の名前も挙げ、さらなる日本人狩りに強い意欲を見せた。