【ボクシング】4・15WBA世界ミドル級王座初防衛戦の村田諒太 小さくない“1割の上積み”

2018年02月09日 16時30分

沖縄キャンプを打ち上げた村田が帰京

 WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32=帝拳)がV1戦(4月15日、横浜アリーナ)に向け、先月31日から行っていた沖縄での第2次キャンプを打ち上げ、8日に帰京した。

 試合前に2度のキャンプを行うのは今回が初めて。先月も沖縄・国頭村の全く同じ場所で合宿したばかりだが、確実にレベルアップした手応えがあった。「もちろん練習メニューはキツいですけど、先月と比べるとキツさの度合いが少なくなったことを感じることができました」

 約2キロの急な坂道を駆け上がる練習では自己ベストを15秒も縮めた。これは同じ場所でトレーニングするからわかることだ。その成長ぶりについて同行した中村正彦トレーナー(43)は「例えばある動作をするために、今までは90%のパワーが必要だったのが、80%で済むようになった感じです」と説明した。

 車に例えるならエンジンの排気量がアップしたようなもの。2000㏄が3000㏄になったかとの質問に「2150㏄ぐらいですかね。短い期間でさすがにそこまでは」と村田は控えめに語ったが、約1割の上積みは決して小さいものではなく、試合に向けて有効なことは間違いない。

 今後は本格的なジムワークを開始するが、この成長分を「いかにボクシングの動きにアジャストしていくかですね」(村田)。同級8位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を迎え撃つ「4・15」のリングではさらに強くなった姿を見せてくれそうだ。