WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が5日、V1戦(4月14日、横浜アリーナ)に向けて、沖縄・国頭村で行っている第2次キャンプを公開した。
1月にも同じ場所でキャンプしたとあって、走り込みとトレーニングの内容はほぼ同じ。それでもこの日行った全長2キロ超の坂道をひたすら上るメニューでは、タイムを先月よりも約15秒も縮める進化を見せた。
自ら志願して加えた過酷な新メニューもある。約200段の階段を約1分で一気に駆け上がるのを10本。実に階段2000段をこなすハードなトレーニングに「キツさがハンパじゃないです」と言いながらも、自らを追い込んでいる。
日本で最初のミドル級世界王者となった竹原慎二(46)はV1戦で敗れているため、防衛に成功すれば日本初。その快挙、そしてその先に続くであろうビッグマッチへ向けて、鍛え上げる。