インターネットによるスポーツ配信チャンネル「DAZN」(ダ・ゾーン)は25日、都内で2018年の事業戦略説明会を行った。

 この日の発表にはアンバサダーを務めるボクシングのWBA世界ミドル級王者、村田諒太(32=帝拳)も出席した。昨年10月19日にアンバサダー就任を発表した3日後に世界王者となっただけに「勢いのある会社と仕事させてもらって、僕も勢いをもらっている」とコメント。そして「ボクシングだけやってると、同じ動きを感性だけでやってることになるので、キャンプの時とかはサッカー選手の動きとかを見たりしています」と、他種目の試合中継も参考にしていることを明かした。

 説明会では、昨シーズンから10年間、総額2100億円の放映権契約を結んだJリーグの中継について、カメラの台数を通常の試合では9台から12台に増やし、「プレミアム」と呼ばれる試合では2台増の18台のカメラを駆使し、様々なアングルからの映像を提供することが発表された。