WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)の凱旋マッチとなるV2戦(2月4日、沖縄県立武道館)まで4週間を切った。ところがチケットがいつ発売開始となるか、いまだに決まっておらずファンをやきもきさせている。
元2階級制覇王者モイセス・フエンテス(30=メキシコ)との防衛戦が発表されたのは昨年12月26日。だがチケットについては白井・具志堅ジムのホームぺージに「今月半ば以降発売となります」と記載されているものの、具体的な日時は示されていない。
この状況を具志堅用高会長(62)は「沖縄の人は盛り上がるのは10日前ぐらいからだから。当日だってチケット持ってなくても会場に来ちゃうから」と、独特の気質によるものだと説明した。
とはいえ、ジムには連日問い合わせが殺到。実際にはのんびりしているわけではなく、最終的な座席数が確定していないことが理由だ。現段階で見込まれるのは2700席前後。スポンサー用などを除くと一般向けにどれだけ回るかはわからないだけに、“瞬殺”での完売もあり得る。
チケットの発売開始についてジムでは「前日にはHPでお知らせすると思います」としており、現地観戦を望むファンはこまめにチェックする必要がありそうだ。