井上尚弥「Sフライ級はこの試合が最後」12・30V7戦必勝誓う

2017年12月29日 15時36分

井上尚弥(左)とヨアン・ボワイヨ

 WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が29日、V7戦(30日、横浜文化体育館)の前日計量を行い、リミットちょうどの52・1キロ。同級6位の挑戦者ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)も600グラムアンダーで一発でパスした。

 水分を補給し、元気を取り戻した王者は開口一番「毎回、毎回(パスした後の)この瞬間はホッとします」と安堵の表情。「自分の中ではSフライ級はこの試合が最後と思っているので」という言葉に、減量のキツさがうかがえる。

 10月には第1子の長男が誕生したが、試合1か月前からは減量などのため別居生活。「代わりに(弟の)拓真が転がりこんできました」

 拓真は同じ30日に試合を行うものの、ノンタイトル戦の契約体重は54キロ。一緒に練習や減量に取り組むとはいえ、この2キロ弱の違いは大きく「フザけんなよ、と思いながらやってました」と苦笑いで振り返った。

 ともあれ、試合前の行事は無事完了。29日は久々に夫人と子供と一緒の夜を過ごす。もちろん、一夜明ければ戦闘モードにスイッチが入る。「終わってみて『2017年はいい年だった』と言えるような試合にしたい」と豪快なKOでの防衛を誓った。