【ボクシング】V7戦の井上尚弥「しっかりKOしてバンタム級へ」

2017年12月28日 16時06分

 WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(24=大橋)が30日のV7戦(横浜文化体育館)に向けた調印式を28日に都内のホテルで行った。

 グローブチェックや会見などをひと通り終えると、同級6位の挑戦者、ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)とフェース・オフまでした井上だが、思いはすでに来年に向かっている様子だった。

「Sフライ級でやるのは最後になると思うので、来年またバンタム級で頑張れるように。バンタム級でもしっかり防衛して、統一戦とかができるようにしたい」。

 オマール・ナルバエス(42=アルゼンチン)を衝撃の2ラウンドKOでリングに沈めてからちょうど3年。まだまだ進化を続ける体は、Sフライ級にとどまることが困難になってきた。

 大橋秀行会長(52)も「無理な減量をさせると尚弥の良さを殺してしまう。一番、力を出せる階級でやらせるようにしたい」と話し、今回の試合を最後に“黄金のバンタム”に転級させる方針だ。

 9月のV6戦では米国に初進出して海外の知名度も上がってきた。今回はプロキャリアで初めて欧州の選手との対戦となる。

 英国では近年ボクシング熱が非常に高まってきていることもあり「今後、自分がそういうところで試合ができたらいいな、とも思います」(井上)。

 さらに輝ける未来のためには、足元をすくわれるわけにはいなかい。「そのためにも、ここでつまづくわけにはいかないので、しっかりKOしたい」と、今年の3試合をすべてKOで締めくくることを誓った。