WBOフライ級王者・木村翔 大みそか決戦に勝って「5畳一間」脱出へ

2017年12月18日 15時42分

木村翔

 WBO世界フライ級王者・木村翔(29=青木)が18日、元WBC同級王者で現在はWBO同級1位の五十嵐俊幸(33=帝拳)を迎え撃つV1戦(31日、東京・大田区総合体育館)に向けた公開練習を都内のジムで行った。

 通常は“顔見せ”の意味合いもある公開練習。外国人選手の中には10分ほど体を動かすだけでさっさと切り上げてしまうケースもあるが、木村は12ラウンドみっちりミット打ちを行った。

「スパーリングを6ラウンドやった時は、そのままミット打ちを6ラウンドというのがいつもの練習です。ボクシング(の試合)は12ラウンドだから、12ラウンド集中してやればいいと思ってます」

 サンドバッグ打ちをほとんどやらないのが、王者の独自のスタイルだ。その理由は「サンドバッグを打つと拳が痛くなっちゃうので」。

 11月に行ったタイ合宿では、1ラウンドを4分に設定してスパーやミット打ちをしたこともあり、スタミナ面では全く不安を感じていないと自信たっぷりに話す。

 7月に敵地の上海で、北京&ロンドン五輪の金メダリストで中国の英雄ゾウ・シミン(36)を11回TKOで破ってベルトを奪い取ったが、生活は家賃5万円の5畳一間のマンション暮らしのまま。「せめて10畳ぐらいある家に住みたいです」との目標に向けて、大みそかのリングに立つ。