WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=B.M.B)が17日、都内のジムで、同級8位ヒルベルト・ペドロサ(25=パナマ)とのV2戦(30日、神奈川・横浜文化体育館)へ向けた公開練習を行った。

 10月22日の初防衛戦から2か月強と短いスパンでの試合になるが「気にならない」ときっぱり。それどころか「テレビの生中継があるのはモチベーションになる。名前を売って、いろいろなテレビ番組に出たい」と意気込んだ。

 父でもある寺地永会長(53)は「相手はガンガンのファイター。強いジャブで中に入ってこないようにする」と挑戦者を警戒した。

 当日は、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)と同級7位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)のV7戦も行われ、ダブル世界戦となる。