拳四朗が初防衛 2―0判定に「本当にしんどかった」

2017年10月22日 19時23分

ゲバラ(右)にパンチを叩き込む拳四朗

 WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(22日、東京・両国国技館)で、王者・拳四朗(25=BMB)が同級1位の挑戦者ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)を判定2―0で破り、初防衛に成功した。

 序盤、手数に劣り、距離もつかめない拳四朗は、4R終了時の公開採点で0―3とリードされる。だが、ここから徹底的なボディー攻めでリズムをつかんだ。5Rには左目を、6Rには右目をカットさせて一気に盛り返す。8R終了時の採点では1人がイーブン、残り2人は割れ、勝負は残るラウンドに委ねられた。

 ゲバラも気力を振り絞ったが、王者はますます加速。ボディーの連打を浴びせ、左フックも命中させる。最終12R、前に出た拳四朗は至近距離で打ち合いを展開。「拳四朗」コールの後押しを受けて、最後まで攻め抜いた。

「試合は本当にしんどかったんですけど、応援のおかげで勝てました」。王者は安堵の表情でそう話したが、予告していたKOはならず「倒したかったんですけど、すごく強かった。練習不足です。足腰を鍛えて、パンチを強化したい」と反省も忘れなかった。