【ボクシング】比嘉トリプル世界戦主役へ

2017年10月14日 16時30分

 WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)が13日、トマ・マソン(27=フランス)との初防衛戦(22日、東京・両国国技館)に向け、都内の所属ジムで公開練習を行った。  今回は「トリプル世界戦」の一つとして行われるが、興行の目玉は村田諒太(31=帝拳)とWBA世界ミドル級王者、アッサン・エンダム(33=フランス)とのリターンマッチ。それに加え、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)の初防衛戦もあり、比嘉の存在は埋もれてしまう恐れがある。  それでも具志堅用高会長(62)は「比嘉はボクシングのプロ。また見たいと思わせる面白い試合をする」。アマチュア出身の村田を意識してか、ジム初の男子世界王者を猛プッシュ。野木丈司トレーナー(57)も「KOは村田にも勝る持ち味」と太鼓判を押した。  プロデビューから13戦連続KO勝ちを収めている比嘉には、浜田剛史氏(56)の持つ15戦連続KOの日本記録にも手が届く勢いがある。比嘉自身も「注目度はないかもしれない」と語る一方で「その前座としては、いろいろな人が見る。そこで皆に喜ばれる試合をすれば知名度も上がる」とポジティブに捉えている。豪快なKO劇でトリプル世界戦の主役に躍り出ることができるか。