【ボクシング】拳四朗 10・22両国で初防衛戦「圧勝して注目されたい」

2017年09月19日 17時12分

初防衛戦が決まった拳四朗

 WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(25=BMB)が19日、都内で記者発表を行い、10月22日に東京・両国国技館で初防衛戦を行うことを発表した。拳四朗は同級1位の元王者ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)の挑戦を受ける。

 10・22両国では村田諒太(31=帝拳)とWBA世界ミドル級王者アッサン・エンダム(33=フランス)が再戦。WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)はトマ・マソン(27=フランス)相手に初防衛戦を行うことが決まっており、これにより「トリプル世界戦」となった。

 5月20日に同王座を獲得した拳四朗は「王者になって負けられないプレッシャーが大きくなった」と心境の変化を実感している。これまでとは逆の立場となり「守らなければいけないという変化はあるが、勝つのは同じ」と勝利への気持ちに変わりはない。

 8月23日から26日まで神奈川・茅ヶ崎で三迫ジムと合同の走りこみ合宿を、また今月9日から16日には米国・ロサンゼルスで初となる海外での合宿を行った。「スパーリングをメーンに、毎日8ラウンドやった。メキシカンの打ち方を教えてもらい視野が広がった」と、その成果に手応えを感じている。

 さらにリオ五輪同級ベスト16のホセリト・ベラスケス(23=メキシコ)とも合同練習を行い「全然知らない打ち方があった。左アッパーやフック、ヒザの使い方を知った。自分のものにできたら」と新たな収穫もあったという。

 対戦相手については「リーチの長いイメージ。どんどんジャブを打ちにいって自分の距離で戦う」とすでに対策も講じている。「もっと注目されるように圧勝したい」とも語り、この試合を自身の名を上げるチャンスだと位置づけた。

 父でもある寺地永会長(53)は「いつ試合が決まってもできるようコンディショニングを整えてきた。あとは体重だけ、いつでも試合ができる」と太鼓判を押す。

 挑戦者については「前回のロペスに比べればやりやすい」と前置きしたうえで「勝つのは当たり前。圧勝しないと世間は認めてくれない」と高いハードルを課した。