【ボクシング】IBF世界Sバンタム級戦 挑戦者・岩佐が王者・小国に“先制パンチ”

2017年09月12日 16時30分

笑顔で検診を受ける岩佐(手前)に対して小国は苦笑い

 首都圏ジムのボクサーが大阪で戦う試合はどちらが有利なのか? IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(13日、エディオンアリーナ大阪)で、V1戦に臨む王者の小国以載(29)と挑戦者の同級3位・岩佐亮佑(27)が11日、大阪市内で予備検診を行った。

 小国の所属する角海老宝石ジムは都内のJR大塚駅から至近距離。岩佐のセレスジムは千葉・柏駅から徒歩10分ほどのところにある。となれば会場は関東でよさそうなものだが、今回の興行はプロモーターが井岡ジムということで大阪開催となった。

 出身地からすると、兵庫・赤穂市出身で“準ホーム”の小国が有利に見える。昨年大みそかに世界王者となったのも京都だった。だがこの日は「今の調子は?」の質問に「中畑清」と答えて大スベリ。自ら「絶好調!」と突っ込みを入れる一幕もあった。さらに「一線は越えてません、って答えも用意してたんですけど」と言ったものの、体のサイズなどを計測する検診でこの「答え」を返せるような質問が出るはずもなく、見事に不発に終わった。

 このやりとりを「小国選手、あまりおもしろくない」と一刀両断した岩佐は出身も柏市。アウェーの大阪も「試合3日前から何の雑音もないところでできるのはプラス」とむしろ歓迎だ。リーチが約5センチ長いことが判明し「自信になる。1ポイントも取られないで勝ちたい」と言い切った。

 前哨戦は岩佐が一歩リード。果たして前日&当日の2度の計量、そしてリング上ではどんなバトルを繰り広げるのか。