【ボクシング】井上尚弥 海外V6戦は米国の“天候”を警戒

2017年08月17日 19時58分

公開練習を行った井上

 WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(24=大橋)が9月9日(日本時間10日)に米国・カリフォルニア州カーソンで行われるV6戦に向けた公開練習を17日に横浜市内のジムで行った。

 プロ14戦目で初の、そして待望の米デビュー戦。本場のファンへのアピールのために「(観客の)視線は意識します。プロである以上、お客さんにどう見られるかは大事ですから」と話した。

 同級7位の挑戦者、アントニオ・ニエベス(30=米国)については「アマチュアのキャリアが長くて基礎のある選手。ジャブとワンツーが主体だから、自分のポジションが大事になってくる。ジャブをいつも以上に角度を変えて打つようにしたい」と対策を練っている。

 もっとも、相手以上に気にしているのはカラッとしたカリフォルニアの気候だ。一般人にとっては爽やかな天気も「汗がどれだけかけるかわからないし、体重も落ちにくい、と聞いているので」と警戒。そこで「渡米の時点で残り1キロちょっとぐらいまで絞っていくようにしたい」と、通常だと試合1週間前の時点で残り3〜4キロある減量を、6日前の日本出発までに1キロほどにする予定だという。

 試合当日のメーンは、3月のWBC世界Sフライ級タイトルマッチでプロ初黒星を喫したローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)と王者シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)のリターンマッチ。

 さらにメーンの勝者への挑戦権をかけて元WBC世界Sフライ級王者のカルロス・クアドラス(28=メキシコ)と元WBC&WBA世界フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)が対戦する豪華なイベントで、負けじとアピールするため、万全の状態をつくって米国に渡る。