【ボクシング】京口紘人が日本選手最速1年3か月で世界王者に

2017年07月23日 23時10分

最速で世界王座奪取を果たした京口

 IBFミニマム級タイトルマッチ(23日、東京・大田区総合体育館)で同級9位の京口紘人(23=ワタナベ)が王者ホセ・アルグメド(28=メキシコ)に3―0で判定勝ちし、世界初挑戦で新王者となった。デビューから1年3か月での世界王座奪取は、日本選手としては最速だ。

 

 金色のガウンとトランクスで入場した京口は、自身のイメージカラーだというオレンジのグローブを着用。立ち上がりから激しいパンチの応酬となった。9ラウンドに左の連打でダメージを与えると、右でダウンを奪い、これが勝負の決め手となった。

 

 宣言していたKO勝ちこそ逃したものの、116―111、116―111、115―112と文句なしの判定で、世界王者という、ボクシングを始めたときからの夢をかなえた。

 

 プロ8戦目での世界王座奪取は目標とする辰吉丈一郎(47)と並ぶ数字だが、キャリア1年3か月での戴冠は国内最速となる。

 

 その辰吉には中学時代から指導を受けており、親しみを込めて「ジョーちゃん」と呼ぶ。この日の試合前には電話で「ジョーちゃんから、練習を死ぬ気で頑張れと言われた」と激励を受けたという。

 

 練習でも辰吉から贈られたジャンパーを着用し、辰吉と一緒に戦う決意で決戦に臨んだ。尊敬する辰吉と同じデビュー8戦目で王座に就いた京口。これから防衛を重ね“辰吉超え”を果たす。