【ボクシング】田中恒成 V2の前に立ちはだかる難敵

2017年07月21日 16時30分

防衛戦が決まった田中恒成

 WBO世界ライトフライ級王者の田中恒成(22=畑中)が同級14位パランポン・CPフレッシュマート(32=タイ)と2度目の防衛戦(9月13日、エディオンアリーナ大阪)を行うことが20日、発表された。

 

 ただ、V2戦は熱望するWBA世界ライトフライ級王者田口良一(30=ワタナベ)との統一戦に向けた“叩き台”の意味合いが強い。田中は対戦相手について「ビデオをざっと見ただけで印象もほとんどない」という一方、統一戦に関して「だいぶ機運が高まってきたと思う。これに向けても大切な試合。大きく弾みをつけて、次戦に向かいたい」と意欲を語った。

 

 中継を担当するTBS系も売り出しに本腰を入れる。田中はプロ5戦目で世界王座、プロ8戦目で2階級制覇という記録を持つものの、これまで全国生中継はなし。だが今回はTBS系がプライムタイムによる全国生中継を決定。田中も「モチベ(ーション)は上がりますね。ファンのドギモを抜きたい」。TBS側は「視聴率で2桁取れればと思いますが、今回は難しいかもしれない。でも次は…」と話し、統一戦を見据えていた。

 

 もちろん実現には田口が23日に6度目の防衛を果たし、田中がV2を達成することが条件となるが、もう一つ乗り越えねばならない難問があった。中京大4年生として「今月はテストに集中します。しっかり終わらせられれば、残り試合まで1か月半あるので追い込みをかけられる…」。

 

 統一戦を実現させるためにも、まずはリング外の闘いで勝利を目指す。