WBO世界ライトフライ級王者田中恒成(22=畑中)が20日、2度目の防衛戦を9月13日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行うと、名古屋市内で発表した。

 対戦相手はWBO同級14位のパランポン・CPフレッシュマート(32=タイ)。田中は日本最速プロ5戦目でWBO世界ミニマム級王座を獲得。ライトフライ級に転向後、昨年暮れには井上尚弥と並ぶ日本最速タイ記録のプロ8戦目での2階級制覇を果たした。

 そんな輝かしい経歴を持ちながら、これまで全国生中継が一度もなかった田中だが、今回はTBS系列で初の全国ゴールデンタイム生中継が決まった。

 田中は「モチベーションは上がりますね。(生中継で全国のボクシングファンの)ド肝を抜きたい。特に見てほしい点はスピード。前回はKO宣言したのにできなくてウソをついたことになるので、今度こそKOします」と力を込めて語った。