内山米国進出に意外な声

2013年01月08日 16時00分

 KOダイナマイトに「4回戦の勧め」だ。昨年大みそか決戦でWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(33=ワタナベ)は6度目の防衛に成功。次なる標的は1月発表のランクで新たに暫定王者となるアテネ五輪金メダリストのユリオルキス・ガンボア(31=キューバ)となる。

 

 内山は2日の会見で「ずっとやりたいという気持ちがあったのが、より強くなった」と話す一方で「(ガンボアは)この階級ではぶっちぎりで強いし、すべてが僕より上回っている。普通にボクシングしたら(勝利は)100%無理。やるとしたらイチかバチか、になる」と、らしからぬ発言も。

 

 さらに米テレビ局HBOと契約するガンボアとのビッグマッチは米国開催が有力。ところが、内山は試合どころか米国本土に行ったことさえないという。これを危惧する関係者からは「本場のリングは雰囲気などが全く違う。ガンボアとやる前に1試合は経験しておいた方がいい。ノンタイトルの4回戦でもいいから」との声が出ている。

 

 意外な“4回戦指令”について内山は「確かにそうかもしれませんね。会長と相談するようにします」と前向き。日本ボクシング界のエースの米進出には周到な準備が必要だ。