20日のトリプル世界戦(東京・有明コロシアム)の前日計量が都内で行われた。セミのWBC世界フライ級タイトルマッチに臨む同級1位の挑戦者、比嘉大吾(21=白井・具志堅)はリミットちょうどの50・8キロでパスしたものの、王者のファン・エルナンデス(30=メキシコ)は200グラムオーバーだった。

 2時間以内に再計量してパスすれば問題なかったものの、体重を落とそうとするどころか飲み物を口にするあり様で失格となった。

 試合は予定通りタイトルマッチとして行われ、比嘉が勝てば新王者に。エルナンデスが勝利、引き分けの場合、王座は空位となる。