ボクシングの亀田三兄弟が27日、ひと足早く2017年の“初夢”を語った。

 兄弟で唯一の現役となった和毅(25=協栄)は、都内で会見を開き「来年は世界王者に返り咲きして、チャンスがあれば(他団体との)統一戦ぐらいはやりたい」と、スーパーバンタム級で世界取りを目指す17年の抱負を語った。

 会見には元3階級王者で長兄の興毅氏(30)と同2階級王者の大毅氏(27)も同席。「もともとスピードがあったのが、パワーもついてきた。4団体、どこの王者でも勝てると思う」と興毅氏が言えば、大毅氏も「誰が(どの団体の)王者か知らないけど、誰でも勝てると思う」と、和毅がWBOバンタム級に続くベルトを獲得することを信じて疑わない様子だった。