村田諒太が自らにノルマ「東京五輪までに世界王者」

2016年11月21日 16時30分

埼玉県のスペシャルアンバサダーに就任した村田

 ロンドン五輪ボクシングミドル級金メダリストの村田諒太(30=帝拳)が20日、2020年東京五輪に向けた埼玉県のスペシャルアンバサダーに任命され、リオ五輪柔道男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(22=東海大)とともにさいたま市で任命式に臨んだ。

 

 東洋大での4年間はボクシング部の寮で、卒業後も約1年半、埼玉県民だったという村田は4年後について「何らかの形で東京五輪に貢献したい。それまでに自分の価値を高めないと」と話す。「金メダリスト」の肩書で十分にも思えるが、村田にとってロンドンの快挙も「特別な思いはない。金メダルも管理は嫁に任せていて、家のどこにあるか知らない」とすでに過去のこと。プロに転向した以上、世界王者になること以外に自分の価値を高める手段はないということだ。

 

 理想は王者として東京五輪を迎えること。ただ、ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)がWBC、WBA、IBFの3本のベルトを保持しているミドル級戦線は世界に挑むことすら難しく、ハードルが高い。主要4団体ですべて世界ランキング1桁の村田をしても「できるだけ早く世界戦をしたいけど、あとは運と縁を待って…」というのが現状だ。

 

 それでも、東京五輪まで世界王座保持という高いノルマを自らに課す。早く運と縁が巡ってきて、そのチャンスをモノにしたいところだが…。