田中恒成が大みそかに2階級制覇に挑戦 ライトフライ級1位・フエンテスと対決

2016年10月31日 15時02分

2階級制覇に挑戦することを発表した田中恒成

 日本最速の5戦目で世界王者となった前WBOミニマム級王者の田中恒成(21=畑中)が2階級制覇をかけ、大みそかにWBO世界ライトフライ級王座決定戦(岐阜メモリアルセンターであいドーム)に臨むことが31日、発表された。ランク1位のモイセス・フエンテス(31=メキシコ)と対戦する。

 

 田中は、昨年大みそかにミニマム級V1成功後、王座を返上してLフライ級に転向したIBF王者の八重樫東(33=大橋)とWBA王者の田口良一(29=ワタナベ)にラブコールを送っていたが、対戦は実現しなかった。そのため、前王者ドニー・ニエテス(34=フィリピン)の返上で空位となっていたWBOタイトルを目指すことになった。

 

 名古屋・CBCテレビで会見した田中は「去年の大みそかに『2016年中に2階級制覇します』と言ったのを達成するチャンスがギリギリだけど回ってきた。フエンテスは攻撃的な選手だけど、それ以上に攻撃的にいきたい」と話した。

 

 毎年恒例となっている年末のボクシング世界戦ラッシュ。すでに発表さている内山高志(36=ワタナベ)と田口に加え、今後発表が見込まれるWBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(23=大橋)やWBAフライ級王者の井岡一翔(27=井岡)らといった面々と比べて田中は「間違いなく、僕が一番ショボいと思う」と自虐的に話したが「ゆくゆくは一番(上に)」と宣言した。

 

 8戦目で2階級制覇に成功すれば、井上と並ぶ国内最速タイ。まずはこの記録を作りたい。