【ボクシング】世界戦V4の田口「実力が競っている選手とやりたい」

2016年09月01日 17時42分

V4のポーズをとる田口良一

 WBA世界ライトフライ級王座4度目の防衛に成功した王者田口良一(29=ワタナベ)が1日、都内で一夜明け会見を行った。

 31日に同級1位宮崎亮(28=井岡)を相手に3—0の圧勝。興奮状態だったせいか、その日は午前3時半に寝て、7時には目が覚めたという。肉体的なダメージは少なく、「全身が筋肉痛なのと、左手小指の拳を痛めている」(田口)ぐらい。そしてさっそく行ったのは、V4戦のVTRチェックだった。
「けっこう足が動けていた。合宿などでの走り込みの成果だと思う。KOできれば最高だったけど、最初から試合の主導権を握ることはできた。採点すると70点です」

 ワタナベジムの渡辺均会長(66)は、今後も同階級で防衛ロードを突っ走ってほしいと願っている。WBA世界ライトフライ級のベルトといえば、日本最多の世界王座防衛記録(13回)を持つ具志堅用高氏(61)がかつて保持していたもの。田口は「ちょっと想像できない」と謙遜するが、モチベーションは高い。

「田口の試合を見たいと思われる選手になりたいですね。相手は日本人でも外国人でもどちらでもいい。できれば僕と実力が競っている選手とやりたい。今回も『どちらが勝つかわからない』と言われていたので、逆に盛り上がることができた」

 4度防衛したといってもまだまだ知名度は低い田口。自らの拳で全国にその名を知らしめるつもりでいる。