WBA戦の河野と田口に“内山のトラウマ”

2016年08月31日 16時30分

内山への思いを口にした河野(右)

 まだ消えぬ、内山ショック…。WBAダブル世界戦(31日、東京・大田区総合体育館)の調印式と前日計量が30日に東京・後楽園ホールで行われ、ライトフライ級王者の田口良一(29=ワタナベ)と同級1位の挑戦者・宮崎亮(28=井岡)、スーパーフライ級王者の河野公平(35=ワタナベ)と同級1位ルイス・コンセプシオン(30=パナマ)の4選手はいずれも一発で計量をパスした。

 

 ワタナベジムの世界戦前日イベントはこれまでは大田区総合体育館で行うことが多かった。試合会場でやることで決戦ムードを高めるのは、海外では一般的なスタイル。それをあえて後楽園ホールで行ったのは、4月の興行でジムのエース内山高志(36)がWBAスーパーフェザー級スーパー王座から陥落した“トラウマ”があるからだ。

 

 この時は内山の相手だったジェスレル・コラレス(25=パナマ)が一発で計量をパスできず、サウナで何とか体重を落とすドタバタもあった。計量の会場はもちろん、大田区総合体育館。会場を変えて少しでも“内山ショック”を和らげようということだ。

 

 一方で、計量を終えた河野と田口は「いい試合をして、内山さんの復帰を待つようにしたい」と口を揃えた。内山への強い思いが逆に“呪縛”となって、試合に影響を与えることがなければいいが…。