IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦(20日、エディオンアリーナ大阪)で世界初挑戦する同級1位の和気慎吾(28=古口)が14日、都内のジムで公開練習を行った。

 相手は過去21戦すべてがKO勝利という戦績を持つ同級2位のジョナタン・グスマン(26=ドミニカ共和国)だが「パンチが当たらなければ倒されない。向こうは僕のスピードについてこられないだろうから、当てられないと思います」と言い切った。

 初の世界戦で「緊張はある」と言いながらも、減量は起床時であと1キロと順調で「(公開練習前の)昼ご飯もしっかり食べたから、逆に動きが重くないか心配でした」と笑わせた。

 エディオンアリーナ大阪は中学生の時に試合を見に行ったことがあるものの、自身の試合は初めて。それでも「(井岡)一翔の試合のビデオ見て、入場の仕方とか、勝利インタビューで何を話そうかとか、イメージしてます」(和気)。

 KO率100%の相手を倒して勝てば世界にインパクトを与えることができる。あとは有言実行あるのみだ。