前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36=ワタナベ)が14日、さいたま市内で行われたジム後援会のイベントに参加。4月13日のV12戦で2R・KO負けして以降で初めて取材に対応し、事実上の「現役続行宣言」をした。

 日焼けした精悍な表情でイベントに現れた内山は「負けた後は悔しくて“引きこもり”だったけど、それも3日で飽きて…朝起きたら走って、筋トレして。気が向いたらジムワークしてという生活です。先週は宮古島で『合宿』してきました」と明るい表情で近況を報告した。

 こうなると、再起を意識しているとしか思えないようにも見える。「正直(現役続行か否かは)まだ決められていません」と明言を避ける一方で、再起の場合は、4月に敗れたジェスレル・コラレス(24=パナマ)との再戦を希望している。

 囲み取材に応じた後の写真撮影ではファイティングポーズのリクエストにも応じるなど、流れは続行に傾いているようだ。