王座挑戦失敗の真道ゴー“女子卒業”!?

2016年06月14日 16時00分

区切りとなるはず一戦で真道(左)は王者・藤岡の連打を浴びた

 WBO女子世界バンタム級タイトルマッチ(13日、東京・後楽園ホール)で、性同一性障害を公表している真道ゴー(28=グリーンツダ)が王者・藤岡奈穂子(40=竹原&畑山)に挑戦。1回に右ストレートで王者をグラつかせる場面もあったが、2回に連打を浴びて劣勢に。8回にはダウンを喫し、0―3の判定で完敗を喫した。

 

 真道は左眼窩(がんか)底と鼻骨を骨折し、試合後には病院へ直行。所属ジムの本石昌也会長は「4回に藤岡選手の頭が当たったときに骨折した。本人も『(左目が)見えなかった』と。こういうアクシデントはつきもの。言い訳にするつもりはない。藤岡選手が強かった」と潔く完敗を認めた。

 

 一方で、元WBC女子フライ級王者の真道は今回の試合を区切りに性転換手術を受け、その後は男性のリングに挑戦するプランを明かしていた。本石会長は「今回は本人がいろんなものを背負っていた。必ず勝つ決意だったし、よく頑張ってくれた」とねぎらったものの、今後については「どうなんでしょうね。女子ボクシングにおいて、どこが本人の終着点か。今日負けて、どういった景色が彼女に見えているか。女子としてやり残したことがあるかもしれない。そこは彼女の意思に任せたい」と明言を避けた。

 

 このまま女子から“卒業”するのか、改めて「女子最強」に挑むのか。本人の決断に注目だ。